インテリアコーディネーター/佐藤 里恵子 自己紹介へ

『捨色』の美学

公開日:2019/01/22(火) 更新日:2019/01/22(火) 家づくり

一昨日、お引渡しをしたお施主様宅へお邪魔をした時のこと。

 

ご主人さまが内装色について

「この色って捨色っていうんですよね」とおっしゃいました。

 

捨色(すていろ)とは、差色(さしいろ)を引き立たせるため

あえて地味目に抑えたベージュ色などのベースカラーのことです。

 

 

 

地味ゆえに、例えばタイルひとつにしても単体で見るとあまりぱっとしないため

お客さまが進んでお選びすることは少ないかも知れません。

 

 

しかしインテリアにおいて捨色は、くつろぎの空間を演出する際にとても重要な色になります。

これも壁や天井に真っ白な漆喰が使われているからこそ、この色が生きてくるのです。

 

 

お仕事で忙しいお2人が、ほっと心和む時間を過ごしていただけたらとても嬉しいですね。

 

また差色として真っ赤な小物やグリーンがあるととても映えて素敵ですよね!

 

 アクセントカラ―は全体の5%とも言われてますが、この割合が多くなってしまうと

うるさい印象に・・・

 

この黄金バランスはとても大事ですね。

 

 

 

 

 

黄金といえば・・・

 

年始に皆で初詣で行ったお千代稲荷の『串かつ玉家』

 

TVでも取り沙汰される有名店ですので行かれた方も多いかと思いますが

店内金ぴか☆黄金一色のこだわりが凄いですよね!

 

アクセントカラ―は漆黒です。

 

なんとトイレの中も!!

 

 

そして便器まで!!!

 

 

まぁ一般住宅でこんなオーダーは無いとは思いますが・・・

 

 

また是非来年も行きましょうね♪

 

 

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